みなさん、コピーを書いてますか?
コピーライターに興味がある、あるいは目指している方でも、実際はまだコピーを書いていないという方が多いです。
プロ棋士が小さな頃から将棋を指しているように、プロの書き手になる人は、今からコピーを書きましょう。
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今の力の腕試しができる
コピーライターになるには、とにかく書くことです。世の中の広告やコピーに触れて、見る目を養うことも大事ですが、自分で書かないことには始まりません。
かと言っておもむろに、身近にある商品(たとえば、コカコーラ)を売るキャッチコピーを考えても、あまり有用なトレーニングにはなりません。
なぜか?それは、課題がわからないまま書いてしまうからです。実践では、必ず商品が抱えている課題があり、広告が果たすべきミッションがあります。
新しい概念の商品なので、まずは何なのかを知らしめたい。サービスが普及しないので、メリットをわかりやすく伝えたいなど、コピーの役割はさまざまです。
その点、公募のコンテストは実際の仕事に近いです。幸いなことに、プロアマ問わず応募できるコンテストが、年中何かしら開催されています。
メジャーな広告賞に比べると、規模や賞品はスケールダウンしますが、その分チャンスは広がります。腕試しに、ぜひチャレンジしてみましょう。
求人応募のプラス材料になる
詳細を見てもらうとわかりますが、ミッションが明確なものが多いです。不思議なもので、“何でもあり”より、多少ルールがあるほうが考えやすいものです。
応募もオンラインでできて手軽です。でも、入賞することは簡単ではありません。いざ書いてみると、思うように書けないこともあるでしょう。
結果発表まではドキドキです。自分が書いたコピーをプロに評価されるわけですから(審査員は、現役のコピーライターであることが多いです)。
審査員の好みも多少はありますが、そんなおかしな結果にはなりません。入賞するもしないも、それが今の実力です。そこを認めてこそ、成長があります。
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そして、ここがポイントですが、書いた作品は求人応募の際のアピール材料になります。入賞しなかったとしてもです(そもそも、コンテストの結果が出るのは数ヶ月先です)。
ポートフォリオ(作品集)として価値があるのはもちろん、コンテストへの応募で積極的な姿勢をアピールできます。コピーを書きたい!という気持ちも伝わるでしょう。
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まとめ
コンテストは、いい腕試しになる。たとえ入賞を逃しても、求人応募のプラス材料になるという話でした。
応募のアドバイスとしては、小器用にまとめないことです。これは、実際の現場でも同じですが、小手先でそれっぽく仕上げた作品はスルーされます。
審査員が求めているのは、「表現は粗削りだけど、視点がおもしろい。ちゃんと何かを言っている」そんなコピーです。
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