あなたには得意技がありますか?必殺技でもいいです(笑)

今までたくさんのクリエイターを見て来ましたが、早いうちに芽が出る人は、何かしらの得意技を持っていることが多いです

コピーライターなどのクリエイターに限らず、一般の会社でも同じことが言えるはずです。どういうことか、見ていきましょう。

 

得意技には、どんなものが?

例を挙げたほうがわかりやすいので、いくつか紹介しますね。あなたの職場の仕事と照らし合わせてみてください。

 

① イラストが描ける

堅苦しい企画書や資料も、ちょっとした図版やイラストが添えられているだけで、イメージが湧きやすく、わかりやすくなります。

企画やクリエイティブは言葉も大事ですが、ビジュアルももちろん大事。人は見た目が9割』って本もありましたね。それだけ、印象の力は大きいってことです。

趣味で絵を描いている、LINEのスタンプを作ってるって方は、伝言メモなどにさりげなくイラストを添えて、普段からアピールしましょう。

類似技:字がきれい、写真撮影が上手い

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② SNSに詳しい

これはイメージしやすいですよね。取引先にヒアリングに行く。どうやらTwitterやInstagramを使ったプロモーションに力を入れたいらしい。

でも、おじさん上司はイマイチその辺に詳しくない(というか、そもそもやってない)。そこで、SNSに詳しそうな若手を連れて行く。

もしあなたが、多くのフォロワーを抱えて、影響力も大きいインフルエンサーだったら?そこまでではなくても、ノウハウには結構な価値があります。

類似技:最新のビジネスツールに詳しい

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③ タレント性がある

ちょっと抽象的ですが、間違いなくこれもあります。思い浮かべてください。その人がいるだけで、なんだか場が和む。バカなアイデアでも、とりあえず口にして盛り上げる。

もっとわかりやすいのは、美男美女。ビジネスにそんなの関係ないだろうって?

フォトジェニックゆえに、なんとなく許される、自然と周りが助けてくれるなんてケースはゴロゴロありますよ。あとは、会社のWebサイトのモデルになったり、求人原稿の社員紹介に呼ばれたり。

他にも、声がいいから動画の仮ナレーションを吹き込むとかもありますね。

類似技:話が上手い、おもしろい

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チャンスが回ってきやすい

 

つまり何が言いたいかというと、結構いろんなことがあなたの強みになるってことです。

「わたしなんて、たいした取り柄ないし…」とネガテイブに考えるのは簡単ですが、それでは未来がありません。せっかくビジネスという大海原で戦うんです、あなたならではの強みに目を向けましょう。

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目指せ「◯◯と言えば、◯◯さん」です。そのジャンルで第一想起されれば、仕事のチャンスが広がります。そこを足場に、また得意な領域を広げられますからね。

世界や日本ならいざ知らず、社内で第一想起ならそんなに難しくはないですよ。あなたが自分の得意技に気付いて、ちゃんとアピールできるかがポイントです。

滅多にないですが、会社の業績が傾いたときのリストラ候補にもなりにくいです。存在価値があるってことですから。もちろん、給与も上がりやすいでしょう。重宝されるとは、そういうことです。

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ちなみにその得意技は、いつか転職する際にそのままアピールポイントになります。会社依存のスキルじゃないから、あなた自身がずっと持ち運べるわけです。

もちろん転職だけでなく、独立する際にも強みになることは言うまでもありません。さて、あなたの得意技はなんでしょう?ここに挙げた以外にも、いくらでもあるはずですよ。

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まとめ

「◯◯なら、あいつだ!」と言われるような、社内タレントを目指そうという話でした。

ただ間違えちゃいけないのは、得意技だけ伸ばしてもダメってことです。よく「苦手なことは切り捨てて、得意なことを伸ばそう」と言いますね。たしかに一理ありますが、仕事は受験じゃないですからね。

しっかりと基礎的なスキルは磨きつつ、得意技も伸ばしましょう。ある程度キャリアを積んだコピーライターが「コピーは下手だけど、イラストは上手い」では、話になりません。

 

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