ネットで見つけた例文を写したような、ガチガチの応募書類はつまらないです。あなたの思いや考えを、あなたの言葉で伝えることが大事です。

でも、心の中でどれだけ思っていても、志望動機や自己PRに書いてはいけないことがあります。さっそく見ていきましょう。

 

書いてはいけない3つのこと

応募書類で以下のことを書くと、採用担当者の印象を下げます。“本音と建前”ではないですが、わざわざマイナスなことを書く必要はありません。

 

① 給与や福利厚生のこと

他の求人より給与がいい、勤務時間が短い、年間休日が多いなどです。あえて書かなくても、それは応募者全員が魅力に感じています。匂わせることも避けましょう。

好きな人に、「あなたの学歴や収入が気に入りました」と伝えるようなものです。本音かもしれませんが、決していい気はしませんよね。

もし、気になることがあるなら、面接で尋ねましょう。応募書類は一人歩きします。口頭でニュアンスを伝えにくい、フォローできないことは書かないほうがいいです。

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② 前職の愚痴

転職する場合、前職の退職理由を書くこともあるでしょう。必ずしも、退職理由を書く必要はありませんが、面接では必ず聞かれます。

ここで、前職の愚痴を書く人が結構います(もちろん、愚痴のつもりはないでしょうが)。どうしても、言い訳したくなるんでしょうね。

勤務時間が長かった、上司と合わなかった、やりがいがなかった。どれもネガティブな印象を与えます。それよりも、「書くことを仕事にしたい!」という、ポジティブな思いを伝えましょう。

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③ 「学びたい」という甘え

未経験者がやりがちなミスです。入社すれば先輩が教えてくれますが、会社は学校ではありません。当たり前ですが、自社に利益をもたらす人材を求めています。

「貴社なら、一から学べると思いました!」気持ちはわかりますが、志望動機や自己PRなどには、“未経験なりに、どう会社に貢献できるか”を書きましょう。

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これと似たものに、「自信はありませんが…」というのがあります。この言葉には、「だから大目にみてほしい」という気持ちが隠れています。甘えと謙虚さは別物です。

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まとめ

いかがでしたか?冷静に考えると、よくないとわかるはずです。でも、思いをすべて伝えようとすると書いてしまいがちです。

応募書類には他に書くべきことがあるはずです。それが浮かばないなら、会社の研究、あるいはコピーライターという職業の研究が足りません。情報収集して、思いを醸成させましょう。

 

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