Q. 質問

コピーライターの面接試験を受けて不採用でしたが、原因がはっきりわかりません…

先日、コピーライター転職の面接がありました。そう、見事…不合格!原因は、はっきりわかりません。良くなかった点を上げると

 

話が最初だけ盛り上がり、途中で飽きてしまった。
→ 質問も、途中から思いつかなくなってしまった。

ダイレクトマーケティングについての関心が薄いと思われた。
→ アドバタイジング志望者だと、回答からバレてしまった。

ノリを軽くし過ぎて、ぶっちゃけトークを連発してしまった。
→ 面接官の軽快なノリに合わせ過ぎてしまった。

 

このあたりに原因があると思われます。どんな相手でも誠意を持って回答し、それでも好きになれない会社ならば選考辞退するべきだと考えております。

しかし、好感触な面接官だったのに落選というのも、ガッカリ度が高いものです。コピーライター転職で気をつけることがありましたら、教えてください。

(シゲルーティン さん)

A. 回答

質問ありがとうございます。面接まで行って不採用、たしかにガックリしますよね…でも、しっかりと「振り返り」をされていて、すばらしいと思います。

不採用になるのは、よくあることです。50名の応募があったら、49名は不採用です。そこから学び取って、次につなげていきましょう。

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さて、振り返っている内容ですが、おそらく的を射てるだろうと思います(面接を見てないので、詳しくはわかりませんが)。一つずつ見てみてると

 

話が最初だけ盛り上がり、途中で飽きてしまった」まぁ、よくあることです。結婚のお見合いでも、きっとそんな感じでしょう。

ただ「飽きた」ことが態度に出ているなら、これはNGです。仕事の打ち合わせでも、「飽きたら、そういう態度をとる人なんだ」と評価されてしまいます。

採用担当者は面接しながら、人柄や能力はもちろん「この人はクライアントとどう折衝するか(できるか)」を見ています。

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二つ目は飛ばして「ノリを軽くし過ぎて、ぶっちゃけトークを連発してしまった」。まぁ、これも考えようによっては

「人物像がそのまま伝わって、その上で判断された」と思えば、問題ありません。転職における一番の悲劇は、求人企業と人材の「ミスマッチ」ですからね。

ただ、あまりにも“素”のシゲルーティンさんを出しすぎて、選考に不利になるような、言わなくてもいいことまで言っているなら、改善の余地ありです。

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さて、問題なのは「ダイレクトマーケティングについての関心が薄いと思われた」です。おそらく、これが最大の要因だろうと推測します。

たしかに、「アド志向で、でもすぐには妥当な求人がないから、ダイレクトマーケティングを足掛かりにキャリアを積む」ことは間違いじゃありません。

しかし、求人企業にすればそんなことは全く関係ありません。目の前にあるDM系の仕事に全力投球して、少なくとも「それを極めてやろう」という気概の人材を欲しがるのは当然です。

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そして、必ずそんな人材も応募していますからね。結果は火を見るよりも明らかでしょう。

ここが、未経験からの転職の難しいポイントかもしれません。やりたいことはもっと上にある(誰もが知ってるメジャーなアドなど)、でもすぐにはそこに行けない。

では、どう折り合いをつけるか。「言葉で稼ぐ」ことは未経験なんだから、謙虚な姿勢で何でも吸収しようと考えているか、それともステップと捉えているか。

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これまでの文面や質問からすると、かなりアド志向が強い。しかも、「思いをストレートにぶつける」ことで強みが生きてくるタイプだと見受けます。

マイナーでもアドを扱ってる広告制作会社のコピ-ライター(アシスタントでもバイトでも)、ここに照準を絞ったほうがいい結果が出るかもしれません。

そこで自身の「こんな広告を作りたいんだ!」という情熱をストレートにぶつけてみる。これが良策なように思えます。参考にしてみてください。

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